７月の秋山郷vol.2


　雨雲レーダーのチェックが欠かせなかった今回のツーリングですが、キャンプ場ではドコモ以外の携帯電話はすべてアウトです。今日もレインウェアいらずでいけるのか…。

　とりあえず、晴れ間の見えている早朝の秋山郷を散策してみます。



　そのまま山を下り、北側に抜けて新潟県の十日町の山あいを走り回っていると、こんな棚田が現れます。このエリアには他もいろいろな棚田があるそうです。


　好んで走るのは、相も変わらずこんな道ばかりです。しかし、青空が見えているからと油断していたら、一時間後の雨雲レーダー予測には不吉な赤いかたまりが…。松之山や秋山郷の温泉巡りをしようと思っていましたが、それではいちいちレインウェアを脱いだり着たりの繰り返し。それならばと、法師温泉一点狙いに変更しました。


　新潟からさらに群馬へと深い山々を越え、フジロックの準備で賑やかな苗場にも目をくれず、土砂降りと深い霧のなか100キロをノンストップでひた走って、いざ到着したら玄関先で「本日は清掃のため日帰り湯はやっておりません」と、文字通りの門前払いでした。トホホです。


　肩を落としながらも休むことなくＵターンして、来る途中に見かけた新潟県の貝掛温泉に。


　快く玄関先でレインウェアを脱がせてもらい、湯に浸かりながら２時間ほどノンビリさせてもらいました。


　再び土砂降りの中を北上し、麓の十日町で買い出しと給油を済ませたら、そのまま長野県入りして秋山郷のキャンプ場に直帰です。それにしても、もしもこのクシタニの優秀なレインウェアがなかったら、今回のツーリングはかなり不快なものになっていたことでしょう。カタログ落ちがとても残念な逸品です。