おにひら
Canon EOS M & EF-M 22mm F2 STM
 元々は、確かNaokiに教えてもらった蕎麦屋。「あの頃のあの味」はもう望めないのだと理解しつつ、それでもやっぱりどうしても気になる、そんな信州阿智村の『旧おんびら』『現おにひら』に行ってきました。かなり個人的なこの感覚、まるで吉野家の牛丼への熱い想いにも似ています。ちなみに最近の吉牛は昔とは違いますがとっても美味いです。
 もちろん注文するのは三人前の「おにひら」です。以前より値上がりしていますが、それでもたったの1,600円なのです。やっぱり以前とは違う、でも、これはこれで充分アリだと思えるようになりました。薬味のわさびやネギもとっても美味しいのです。提供される蕎麦の全行程がたとえ手打ちでなくとも美味いなんて、素晴らしいじゃないでしょうか。ただし、さすがにもう『末廣』の三人前とハシゴする気力体力はもうありませんデス。
 この野菜たちの「美味そぉーーーー!!感」はたまりません。ここで好きな野菜を買い出ししてキャンプしたいものです。ちなみに桃とかもありましたが、果物にはまったくもって興味がございません。果物は昆虫が食べるものだと思っています。ゆえに、食後のフルーツなんて気持ち悪くてありえません。
 これまた美味そうなトウモロコシが山積みだなぁ〜と眺めていたら・・・。【ハニーショコラ 生でもあまい!】ですと!
 何年か前にコーセーからその存在を聞かされたものの、信州ツーでも食べること叶わず、私的にはずっとまぼろしのままだったナマで食べられるとうもろこしが、今こうして目の前にあるではないですか!もちろんお買い上げです。ゴールドラッシュという品種とともに五本ずつ。そして後悔しております。もっとたくさん買えばよかったと。嫌いな果物で例えるのは複雑な心境ですが、梨みたいな味です。ナマなのに美味いです。不思議な気分です。ゴールドラッシュのほうは茹でて食べれば全力で濃厚なトウモロコシの味です。『おにひら』に走るべき理由がこれでもうひとつ増えたようです。
 馬籠宿の麓に再現された中仙道の石畳。当時のまま残っていた一部分に繋げる形で再生したものですが、林の中を歩いてみると、昔の人がこんなところを歩いて旅したのだと感慨深いものがあります。