越前大野〜ひるがの

CASIO EX-ZR800

早朝のR156を北上します。清流長良川沿いを走っていると鮎釣りの竿がいくつも見えます。久しぶりに晴れた週末だからでしょうか、バイクの数もすごいです。スギちゃんのコスプレをした集団やらがデタラメな追い越し暴走をしながらクルマの列にブレーキを踏ませつつ走り去っていきます。まさに、今年の流行語大賞バイク部門にもノミネートされているらしい、「わしらの普通はアレじゃ!!」そのものでした。

あまりに鬱陶しいのでR156を避けて裏道に入ろうとしたら、こんなところでこんなモノが。今日はかなり蒸し暑くなる予感がします。デッシーは、パワーエイジの『３シーズン以上メッシュ未満』という通気性能を謳ったジャケットを着込んできましたが、「なんだか暑い」と、すでに朝から怪しい感じです。私はもちろんメッシュジャケットです。

まずは越前大野までおろし蕎麦を食べに行くのが、本日の私のリクエストです。九頭竜湖畔を気持ちよく走りますが、休憩時にはスポーツドリンクを日陰で飲んでいる自分に気づきます。暑いです。夏に飢えているはずなのに、すでにもうグッタリです。

九頭竜ダムを下って大野市に入ってくると、暑さがドッと増してきます。まだ朝市開催中でしたが、みなさんもかなりしんどそうでした。蕎麦屋の開店時刻まではまだ１時間近くもあったので、ブラブラしながら水まんじゅうを食べて涼みます。

開店と同時に、いつもの店に飛び込みます。エアコンのおかげで「あぁ〜…涼しい」です。天気もいいし入道雲がうれしいのですが、打ちたての蕎麦を食べながら、このまま外には出たくない気分100%です。

続いては、デッシーのリクエストでひるがの高原に向かいます。先日の親睦ツーで食べたアイスクリームが目的です。石徹白の峠を越えてR156に戻り、注文したソフトクリームはあっという間に溶けはじめます。デッシーはフルフェイス＆パワーエイジのせいで汗だくになっておりました。やはり、もはや亜熱帯気候エリアと化した日本の夏は、白系ジェットヘル＆白系メッシュジャケットの組み合わせに限りますね。

帰りに名西カワサキに立ち寄り、デッシーがオイル交換をお願いしました。走行距離も4,000キロオーバー。骨折跡ともども順調です。先日、初代デッシーでもあるsamさんの愛車がてんちょうさんのところに預けられていたので（もしかして買い替えかな？）と思って尋ねたら、どうやらそうではなく、北海道ツー目前だとか。「お気をつけて。いい旅を。」です。