ビーナスライン

am5:00-am7:00

Canon EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM

今年の夏は(も…か?)おかしいです。便利なスマホの雨雲レーダーをこまめにチェックしていても、突然ピンポイントに湧いてくる雨雲からの豪雨は避けられません。風物詩的な夏の夕立レベルを超えてますね。何年か前に、夕方になると毎日のようにあまりにも巨大で暴力的な形の入道雲がおびただしい数湧き上がってくるのが珍しくて写真を撮っていた記憶があります。本州が『雪も積もるけど夏だけ亜熱帯』エリアになってしまった今、昔の『日本の夏』にはもう二度と戻らないんでしょうか。 　さて。走り抜ける岐阜の東濃から長野中信地方の降水確率は40%。でも女神だけは決して裏切らないと確信があるから、アメオトコが雨の中をひた走ります。そして夜明け。霧ヶ峰が薄暗くて深い霧に包まれていても、やがて雲海の向こうに富士山も見えるいつもの快晴の朝をありがとう。 　ビーナスライン。有料だった頃からのクセで、諏訪南から白樺湖区間は市内渋滞がイヤだし景色もイマイチだから走りません。美ヶ原方面も走って戻ってくるとすでに霧ヶ峰が観光バスで溢れかえっているあの残念さがイヤでなるべく往復走りはしません。結果的に早朝走りするのはいつも和田峠から白樺湖までの区間のみとなってしまいます。そして本当の女神に逢えるのは、夜明け前から午前7時まで、それ以降はただの賑やかな信州観光道路です。